P.S.日記
凛嘉のどうしようもない日常が書かれています(^^;)
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できた第2弾!!
頑張ったよ第2弾!!
なんか私最近創作活動がんばりすぎじゃね?!
いや、まぁこのCPはちゃんと書くつもりだったんですがね…
だって…
クリスマスは書かなかったから(^^;)
ということで
アビスですww
そだw
1つ前の日記で言い忘れてたんですが…
今回の正月の小説のテーマみたいなのは…
いかにSSSにするか!でした(笑)
短く短く、終えることにすべてかけております(おい)
↑すみません、9割方年末に小説を書きすぎた反動で…
限界です(^^;)
さ!
もうこの辺にしようね
ではでは小説は下のリンクから~
なんか私最近創作活動がんばりすぎじゃね?!
いや、まぁこのCPはちゃんと書くつもりだったんですがね…
だって…
クリスマスは書かなかったから(^^;)
ということで
アビスですww
そだw
1つ前の日記で言い忘れてたんですが…
今回の正月の小説のテーマみたいなのは…
いかにSSSにするか!でした(笑)
短く短く、終えることにすべてかけております(おい)
↑すみません、9割方年末に小説を書きすぎた反動で…
限界です(^^;)
さ!
もうこの辺にしようね
ではでは小説は下のリンクから~
新年を明日に控えた今日
ルークはマルクトに構えられたガイの屋敷に訪れていた。
本来なら、新年は屋敷で迎えるべきなのだが
反対され監視をつけられる事が目に見えていたルークは
両親に手紙だけ残して黙って屋敷を抜け出した。
母には申し訳ないとのだが、どうしても反対されるわけにはいかなったのだ。
今年の年越しは、特別なのだ。
あの、世界が変わる程の出来事があって
自分は2年間も、この世界に存在していなかった。
互いの本当の立場を、全て知った
変わってしまった立場で迎える、初めての年越し
そして、2人が同じ屋敷で暮らしていない、初めての年越し
でも…
一緒に暮らしていないからと、年越しも別々に過ごす、という考えは2人にはまったくなかった。
そうこれは、もう何か月も前から計画されていた事
距離など関係ないと
そう、信じたかったのだ
「もうすぐ、今年も終わるな」
「そうだな…」
ルークがいるのはガイの私室だ
ガイの屋敷に訪れた時に泊まるのはこの部屋だと、もはや恒例となっている。
だから今日も、ルークは屋敷に訪れるとすぐにガイの部屋へ訪れた。
それからずっと、食事以外に2人は部屋から1歩も出ていない。
そしてもう、今年も残すところあと数分となった。
記憶のある今までの年越しと、全ての物が違う。
だがただ1つ変わらないものは、ガイへの、ルークの気持ち…
2人はベッドに腰掛け、ガイの腕がルークの肩に回っていて
寄り添うようにして久し振りの体温をしっかりと感じていた。
わかっていたのだ。
ルークは明日になったら、帰らないといけない…
いつまでも、一緒にいられた昔とは、違うのだと…
ボーーーン
「あ………」
「年、明けたな」
自然とガイの方を向けば、ガイと目が合う。
ふと笑みがこぼれる。
新年を迎えてすぐ、1番に出会えた人が愛する人だという幸せ
こんな幸せを、ずっと味わっていたいのに…
「明けまして、おめでとう」
「おめでとう、ガイ」
自然と寄せられるガイの顔に、ルークは無意識に瞳を閉じた。
年明けて初めての口付けは、触れるだけの甘いものだった。
「なぁ、突然なんだけどさ」
「ん、なんだ?」
ルークを見つめる瞳の色が一瞬陰った気がして
何事かと身構える。
「ルークのさ、今年の願いって何か、聞いても良いか?」
「…願い?」
そんなことを聞かれるとは予想もしているはずがなく
一瞬、ポカンとしてしまう。
そんなルークの心情を感じてか、ガイはルークを向い合せになるように体制を変えさせた。
「聞きたいんだよ、お前の願いを。
……もう、お前は何を願っても良いんだよ。誰も、それを止めやしない」
「……………」
そう、全てを終えて戻ってきたんだ。
何を望んでも、咎める者は誰もいない。自由だった
だが…、何を望むのも自由なのだが
それが決して叶う物でないとわかっているなら、望む事など、無駄にしか思えない。
「お、俺……いえ、ないよ…」
「……そうか。じゃあ、俺の願いを、聞いてくれ。
俺の願いはな…」
お前と、この屋敷で住む事
そう言って、ガイはルークをぎゅっと抱きしめた。
ルークは、ただされるままにいた。
いや、動く事ができなかったのだ。
何故って、それは……
「もう俺は、お前と離れているなんて耐えられないんだ。
2年待ったんだ…。お前がいなくて、死にそうだった。
なのにせっかくお前は戻ってきたのに、一緒に過ごす事ができない。
耐えられないんだよ。離れたくない。愛してるんだ、ルーク。
だから俺は、公爵になんと言われようと、お前を俺の屋敷に住まわせる。
もう、離れずに済むように……。この願いは、叶うか?」
ずるい、と思う。
これは願いではない気がしてならない。
なのにそれがすごく嬉しくて
溢れそうになる涙を堪える為に、ガイの背中に腕を回してぎゅっと抱きしめる。
「………お、おれの…願いも……///」
それ以上は紡げなかったけれど
ガイにも十分伝わったはずだ。
決して、願う事はできないと思っていた。
でもガイはそれをあっさりとルークへ告げてくれた。
ガイなら、本当にやり遂げてしまいそうで、ルークはただただ嬉しかった。
「なぁ…、1つだけ、聞いても良いか?」
「なんだ?」
「…………………もし、俺がもう帰りたくないって言ったら、どうする?」
「…そりゃもちろん、叶えさせてもらいます。俺の、今ある全ての力で」
当たり前のように返してくれるその言葉がとても嬉しくて
叶いもしないと決めていた願いを本当にしてしまいたくて
今のルークは、なんとしてもガイの屋敷に居座る算段を、しきりに考えていたのだった。
ルークはマルクトに構えられたガイの屋敷に訪れていた。
本来なら、新年は屋敷で迎えるべきなのだが
反対され監視をつけられる事が目に見えていたルークは
両親に手紙だけ残して黙って屋敷を抜け出した。
母には申し訳ないとのだが、どうしても反対されるわけにはいかなったのだ。
今年の年越しは、特別なのだ。
あの、世界が変わる程の出来事があって
自分は2年間も、この世界に存在していなかった。
互いの本当の立場を、全て知った
変わってしまった立場で迎える、初めての年越し
そして、2人が同じ屋敷で暮らしていない、初めての年越し
でも…
一緒に暮らしていないからと、年越しも別々に過ごす、という考えは2人にはまったくなかった。
そうこれは、もう何か月も前から計画されていた事
距離など関係ないと
そう、信じたかったのだ
「もうすぐ、今年も終わるな」
「そうだな…」
ルークがいるのはガイの私室だ
ガイの屋敷に訪れた時に泊まるのはこの部屋だと、もはや恒例となっている。
だから今日も、ルークは屋敷に訪れるとすぐにガイの部屋へ訪れた。
それからずっと、食事以外に2人は部屋から1歩も出ていない。
そしてもう、今年も残すところあと数分となった。
記憶のある今までの年越しと、全ての物が違う。
だがただ1つ変わらないものは、ガイへの、ルークの気持ち…
2人はベッドに腰掛け、ガイの腕がルークの肩に回っていて
寄り添うようにして久し振りの体温をしっかりと感じていた。
わかっていたのだ。
ルークは明日になったら、帰らないといけない…
いつまでも、一緒にいられた昔とは、違うのだと…
ボーーーン
「あ………」
「年、明けたな」
自然とガイの方を向けば、ガイと目が合う。
ふと笑みがこぼれる。
新年を迎えてすぐ、1番に出会えた人が愛する人だという幸せ
こんな幸せを、ずっと味わっていたいのに…
「明けまして、おめでとう」
「おめでとう、ガイ」
自然と寄せられるガイの顔に、ルークは無意識に瞳を閉じた。
年明けて初めての口付けは、触れるだけの甘いものだった。
「なぁ、突然なんだけどさ」
「ん、なんだ?」
ルークを見つめる瞳の色が一瞬陰った気がして
何事かと身構える。
「ルークのさ、今年の願いって何か、聞いても良いか?」
「…願い?」
そんなことを聞かれるとは予想もしているはずがなく
一瞬、ポカンとしてしまう。
そんなルークの心情を感じてか、ガイはルークを向い合せになるように体制を変えさせた。
「聞きたいんだよ、お前の願いを。
……もう、お前は何を願っても良いんだよ。誰も、それを止めやしない」
「……………」
そう、全てを終えて戻ってきたんだ。
何を望んでも、咎める者は誰もいない。自由だった
だが…、何を望むのも自由なのだが
それが決して叶う物でないとわかっているなら、望む事など、無駄にしか思えない。
「お、俺……いえ、ないよ…」
「……そうか。じゃあ、俺の願いを、聞いてくれ。
俺の願いはな…」
お前と、この屋敷で住む事
そう言って、ガイはルークをぎゅっと抱きしめた。
ルークは、ただされるままにいた。
いや、動く事ができなかったのだ。
何故って、それは……
「もう俺は、お前と離れているなんて耐えられないんだ。
2年待ったんだ…。お前がいなくて、死にそうだった。
なのにせっかくお前は戻ってきたのに、一緒に過ごす事ができない。
耐えられないんだよ。離れたくない。愛してるんだ、ルーク。
だから俺は、公爵になんと言われようと、お前を俺の屋敷に住まわせる。
もう、離れずに済むように……。この願いは、叶うか?」
ずるい、と思う。
これは願いではない気がしてならない。
なのにそれがすごく嬉しくて
溢れそうになる涙を堪える為に、ガイの背中に腕を回してぎゅっと抱きしめる。
「………お、おれの…願いも……///」
それ以上は紡げなかったけれど
ガイにも十分伝わったはずだ。
決して、願う事はできないと思っていた。
でもガイはそれをあっさりとルークへ告げてくれた。
ガイなら、本当にやり遂げてしまいそうで、ルークはただただ嬉しかった。
「なぁ…、1つだけ、聞いても良いか?」
「なんだ?」
「…………………もし、俺がもう帰りたくないって言ったら、どうする?」
「…そりゃもちろん、叶えさせてもらいます。俺の、今ある全ての力で」
当たり前のように返してくれるその言葉がとても嬉しくて
叶いもしないと決めていた願いを本当にしてしまいたくて
今のルークは、なんとしてもガイの屋敷に居座る算段を、しきりに考えていたのだった。
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