P.S.日記
凛嘉のどうしようもない日常が書かれています(^^;)
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今日は・・・
すごいです・・・・・
いえね、たまたまお酒の話になって私が「カクテル飲みたいんだよね~」なんていったら・・・
夜、祖母が連れてってくれたんですカクテルバーに!!
結構本格的なお店で!!
(ぶっちゃけ、値段見て死にそうになってました(苦笑))
3杯も飲んでしまいました~(^^;)
でも、最初に初心者とは言っていたのでそんな強いのじゃなかったと思います
この前、サワー1杯飲んだときみたく顔が熱くなりませんでしたからね~
きっと、父ほど飲めない人ではない事がわかりました(笑)
うち、母がめちゃくちゃ強くて、父がめちゃくちゃ弱いんで(^^;)
多分ですが、少しはのめるようですねw
んで・・・・・
その事を祖母が社会勉強だ、なんて言って、更には色々言われたのですが・・・・・
私の今日の1番の勉強は・・・・・・・
酔って愚痴ばっかになるタイプの酔っ払った人の話は、適当に「うん、うん」って言ってあげれば良いんだな、って事ですね(笑)
うちの祖母が、あれほど愚痴を言うようになるタイプだとは思ってませんでした(^^;)
それが、1番の勉強でしたね(笑)
初めて、酒に酔ってんだな~って人を見ましたw
まぁそんな事は置いといて・・・
カクテル、ホントに美味しかったです!!
私は3杯とも違うのを貰いましたw
えと確か・・・
「夏の華」「楊貴妃」「スカーレットオハラ(?)」って奴だったかなw
私的には、意外に楊貴妃がおいしかったですw
多分、グレープフルーツが入ってたんですよ~
私、それほどグレープフルーツって好きじゃないもんで・・・
でも、これが美味しかったですw
んで・・・・・・・
間近でバーテンダーさんを見ました!!!
やっぱりバーテンさんは素敵です(>▽<)
んで、私のカクテルを作ってくれてる時、振ってる姿をついついじ~っと見てしまいました(笑)
やっぱり手つきが素敵ですね~vv
あぁ、これでなんかネタ書こうかなw(おい)
やっぱり酒は強くなりたいですね!!!
まぁ、そんな事で・・・・・・・
1つ残念だったのは・・・・・・・医龍がみれませんでした~~~><
でもご心配なく!!
ちゃんと録画はしてますので、7日に実家に戻ったらバッチシみますから★☆
ああ~~鉄平君~~~~vvvv(はいはい)
いえね、たまたまお酒の話になって私が「カクテル飲みたいんだよね~」なんていったら・・・
夜、祖母が連れてってくれたんですカクテルバーに!!
結構本格的なお店で!!
(ぶっちゃけ、値段見て死にそうになってました(苦笑))
3杯も飲んでしまいました~(^^;)
でも、最初に初心者とは言っていたのでそんな強いのじゃなかったと思います
この前、サワー1杯飲んだときみたく顔が熱くなりませんでしたからね~
きっと、父ほど飲めない人ではない事がわかりました(笑)
うち、母がめちゃくちゃ強くて、父がめちゃくちゃ弱いんで(^^;)
多分ですが、少しはのめるようですねw
んで・・・・・
その事を祖母が社会勉強だ、なんて言って、更には色々言われたのですが・・・・・
私の今日の1番の勉強は・・・・・・・
酔って愚痴ばっかになるタイプの酔っ払った人の話は、適当に「うん、うん」って言ってあげれば良いんだな、って事ですね(笑)
うちの祖母が、あれほど愚痴を言うようになるタイプだとは思ってませんでした(^^;)
それが、1番の勉強でしたね(笑)
初めて、酒に酔ってんだな~って人を見ましたw
まぁそんな事は置いといて・・・
カクテル、ホントに美味しかったです!!
私は3杯とも違うのを貰いましたw
えと確か・・・
「夏の華」「楊貴妃」「スカーレットオハラ(?)」って奴だったかなw
私的には、意外に楊貴妃がおいしかったですw
多分、グレープフルーツが入ってたんですよ~
私、それほどグレープフルーツって好きじゃないもんで・・・
でも、これが美味しかったですw
んで・・・・・・・
間近でバーテンダーさんを見ました!!!
やっぱりバーテンさんは素敵です(>▽<)
んで、私のカクテルを作ってくれてる時、振ってる姿をついついじ~っと見てしまいました(笑)
やっぱり手つきが素敵ですね~vv
あぁ、これでなんかネタ書こうかなw(おい)
やっぱり酒は強くなりたいですね!!!
まぁ、そんな事で・・・・・・・
1つ残念だったのは・・・・・・・医龍がみれませんでした~~~><
でもご心配なく!!
ちゃんと録画はしてますので、7日に実家に戻ったらバッチシみますから★☆
ああ~~鉄平君~~~~vvvv(はいはい)
書いたのは4日過ぎてますが・・・・・・・
バーテンの話書きたくなったので、新ちゃんの誕生日お祝い小説はこれにしますかねw
書きますよ~!!!
では、どうぞ~w(現代だけどパラレル、って事でよろしく(^^;))
(あぁ、レポートやらなあかんに・・・)
「プースカフェ」
カランカランカラン……
「いらっしゃいませ」
1人の男が扉に付けられたベルを鳴らして店内へと足を進めた。
この店で1番の腕を持つと言われる服部平次は、今入ってきた客の方をみた。
と、その瞬間、胸が突然高鳴った。
『な、なんて綺麗な奴なんや?!』
すらっとしていて足も長い。
線が細く、どこか中性的な感じではあるが、そこがまた綺麗である。
整った顔つきに、青い瞳
男である事はわかっているのに、どうにも、情欲を掻き立てられる…
その客は店内を一望すると、平次の前に空きをみつけ、そこへ座った。
平次は心から舞い上がりたい心境になった。
しかし、何とかその気持ちを抑えて、平次はメニュを目の前の客に渡そうとした。
しかし…
「オススメの奴を1杯頼む。」
そういうだけでメニュをとろうとしなかった。
それどころか、自分と目をあわせさえしなかった。
残念な気持ちでいっぱいなのだが、それを表情に出すわけにはいかず、平次は大人しくメニュを下げた。
そして、少し思案すると後ろに並べられているお酒を取りカクテルを造り始める。
混ぜた後、容器に入れ振る。
平次はちらりと目の前の客の方を見たが、彼はこちらに全く興味を示していなかった。
普通、そこまで興味は無くてもこの音によってバーテンを見る客は多い。
しかし、目の前の男は本当に全く興味を示していないようであった。
それにさえ、少し寂しさを感じながらも、平次は振るのを止め、すぐに客の前に置いたグラスに中身を注いだ。
「モティーニになります。」
ようやく、その男はこちらを向いた。
しかし、視界にはグラスしか入っていません、といった雰囲気である。
おもむろにグラスに手を伸ばし、口もとへもっていく。
その口もとにまた目を奪われる。
女性のようにふっくらしているわけではないのだが、どうにも、口付けをしたくなるのだ。
そして、お酒を飲むたびに顔を少し上に向けているため、平時の方に首筋が露わになる。
そこも、白くて綺麗で………
今すぐにでも口付けしたくなる
「…あのぉ……」
普通、バーテンは必要以上の客との会話はしないように言われているのだが、今の平次にはそんな事はどうでも良くなっていた。
お酒を飲むのをやめ、初めて目の前の客は平次と目を合わせた。
目の前にしてみると、その青い瞳はとても綺麗で…
その瞳にさらに自分の心が打ちぬかれた気分になる。
平次は、なんとかして次の言葉を発した。
「えとぉ…今日はなんでここにいらはったんです?」
相手は、何故そんな質問を?と思っているような顔をしていた。
そして、その瞳はまた自分から逸らされてしまった。
再びカクテルの入ったグラスを持つと、彼は無言のまま飲み始めた。
平次が今質問したのは間違っていたと後悔していた時…
「……今日は、俺の誕生日だから…たまには、良い酒飲みたくて…」
それだけ言うと、彼は再びグラスを傾け、次に口を離したときはグラスの中は空になっていた。
平次は何も言えないでいた。
一目惚れした、と言えるであろう彼が、今日誕生日だとは思いもしなかった…
しかも、こんな所で飲んでいると言う事は、彼はきっと今1人身なのであろう
彼ともっと過ごしていたい……!
ひとまずは自分の作れる最高のカクテルをもっと、と思っていたのだが…
「……すみません、お勘定お願いします。」
そう言われてしまった。
もう終わり……
平次は焦った。
なんとしても、ここに留まらせたい…!
しかし、時計を見れば自分のシフトの終わりもすぐ目の前であった…
どうする……?
と、平次は名案を思いつく。
賭けでもあるが、それに対する相手の出方によっては、2人の関係が一気に縮む。
どうせ、彼はここへ足繁く通うわけではなさそうだ。
それなら、一気に縮めるか、一生縮まなくなるか…
そんな賭けをしても良い気がする
「ちょっ、ちょう待ってや!」
「……なんですか?」
「もうちょい待って下さいっ!オススメのお酒お出ししますから!」
そういうと、平次は相手が断りを入れようとするのも待たずに準備を始めた。
7本のお酒を棚から取り出し、並べる。
シェリー・グラスを相手の前に置き、7種類のお酒を1つずつ、静かにグラスに注ぎこむ。
次々とお酒が注ぎ込まれる。
まるで、グラスの中に虹を作り出すかのように…
目の前の客を初め、他の客やバーテンまで、みなこちらを向いていた。
全てを注ぎ終えた時、周りからは拍手が沸き起こった。
それもそのはず…
7つものお酒を混ざり合わないように重ねて入れていくにはかなりの技量が必要となり、それが出来る人はそういないものなのだ。
この店では、これが出来るのは、多分平次位のものであろう…
平次は、見事にグラスの中に虹を作り上げた。
そして、きょとんとしている相手にこう告げた。
「これは、俺からの誕生日プレゼントや。受け取ってや。」
「えっ、でも……」
「こんなん作れる奴、そうおらんのやで?もらってくれ。
んでな……もしよかったら…、これから、俺ん家こないか?」
「……え?」
「せっかくの誕生日や。誰かと過ごした方が楽しいやろ?
だから、この酒をその『返事』にしてくれ。」
「え?」
相手がまっすぐ自分を見つめている。
緊張していっぱいいっぱいだが、何とか言葉を紡ぐ。
「俺、もうシフト終わりなんや。
せやから…俺の家に来てくれるなら、その酒飲んで俺を待っとってくれ。
嫌なら…酒飲んで帰るなり、飲まずに帰るなり、好きにしたってくれ。
俺の家に来てくれるなら……俺が、最高の夜にしたる。
……、ほな…」
それだけ一方的に言って、平次は同僚に挨拶してスタッフルームへと姿を消した。
少しも、自信なんてなかった…賭けだった……
でも、それでも、何故だか彼は待っていて、自分の家に来てくれる気がした
平次はいつもに増して素早く着替えた。
『返事』を早く知りたくて………
お酒を置かれ、彼は呆然としていた。
というか、こんなにうれしい事があって良いのか、と驚いていた。
彼、服部平次の事は前から聞いていた。
この業界では有名のバーテンダー
平次の作るカクテルは、誰もが美味しいと認めている。
そして、知り合いに彼の写真を見せてもらった時に……
多分、あれは一目惚れだったのであろう…
胸がときめいた。
『彼に会って、彼と一緒にいたい』
そう思った。
そして今日、誕生日だと言う事にかこつけて平次の働いている店に来たのだ。
かなりの勇気が必要だった。
そもそも、こういうところへ1人で来る事はないし、それに…
相手は、男なのだ。
自分が言い寄ったとして、それを嬉しいととってくれる人は本当に少ないであろう…
だから、店に入ったとしても、
平次のいる前の椅子が空いていなかったら帰ろう
そう思っていた。
しかし、上手い具合に彼の前が空いていて…
座ったはいいものの、カクテルはよくわからないしなにより……
恥ずかしくて顔が見れなかった…
ひとまずお酒には弱くないので、オススメを頼んで極力彼の方を向かないようにしていた。
しかし、彼からの視線を感じ、何度体がびくっと飛び上がりそうになるのを堪えたであろうか…
そして今、彼が自分のために特別なカクテルを作り、更には家にまで招いてくれたのだ。
最低でも、嫌われてはいないのだ。
嬉しかった……
じっくりと目に焼き付けて、少しずつ飲み始めた。
飲むたびに味が変わる気がして、とても楽しい。
それに……今まで飲んだお酒の中で1番美味しく感じる。
それはきっと……彼の気持ちが入っているからであろう……
ゆっくりと、ゆっくりと味わって飲んだ
平次が帰ってくるのを待つために……
再びスタッフルームの扉を開け店に入った時、彼がいてくれた事に平次は飛び上がりそうなほど嬉しかった。
返事はOKなのだ。
まだ、彼と一緒にいられるのだ……!
走り出したい気持ちを抑えて、極力早歩きで彼の元へ歩いていく。
彼は、足音に気付いてこちらをむいた。
再び、視線が交わる。
「……来て、くれるんやな…?」
平次は、搾り出すように言った。
ふっと新一から視線がそらされ、実はお酒を飲んでいただけか?!とがっかりしかけた平次の視界に、彼が首を縦に振るのが見えてとても安心した。
平次は彼が最後の一口を飲み干すのを見ると、彼の手をとった。
「ほな、行こか?」
「……あぁ…」
彼は立ち上がった。
2人で入口へと歩いて行く。
扉に手をかけたとき、平次はお客に呼び止められた。
「服部さんっ。今度、私にもさっきのカクテル、作ってください!」
「あっ、私も!」
「私もお願いします~!」
「……まぁ、考えておきますね」
にこりと営業スマイルで返すと、平次は扉を開け彼の手を取ったまま店から出て行った……
数日後
「服部さ~ん!この前作ってた虹色のカクテル、作ってくれませんか?」
「あっ、すみません。あのカクテル、造れないんですわぁ」
と、すまなさそうな顔をして客にそう返した。
「え~どうしてですかぁ?」
「いやぁ、ある人に『あのカクテルは自分だけの為に作ってくれ』なんて頼まれたんですわ~」
「えぇ?!その相手って誰なんですか?」
「それは、内緒です。あっ、ほな、俺はそろそろ終了時刻なんで失礼します。」
「そんなぁ~」
女性に済まなさそうに会釈し、平次はスタッフルームへと姿を消した。
今日も、できるだけ素早く着替えを済ますと足早に店を後にした。
部屋で待つ、この世で唯一平次の作る『プースカフェ』を飲むことの出来る人物
最愛の恋人である、工藤新一の待つ部屋へ帰るために……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
…いかがだったでしょうか…?
ぶっちゃけ…長すぎた(爆)
書いてるうちに色々な説明が必要になっちゃって…
やっぱり、プロットってのは大切なんですかね(・・;)
…気をつけます><
さてさて、これは新一が誕生日なんでお祝いをこめた感じで書きましたw
まぁ、パラレルなんで2人の初対面ですがね~しかも、2人とも探偵じゃないし?
最初、どっちをバーテンにするか悩んで、というか、新ちゃんにバーテンやってほしかったんですが…いくらなんでもカクテル作ってる奴がもらってもねぇ…って事で平次がバーテンになりました(笑)
そうそう、この「プースカフェ」てのは実在するカクテルです
ネットで色々調べて…
カクテル占い、と言うサイトで5/4の血液型不明で調べた所このお酒が出てきて、綺麗だし良いじゃん!ってことでこれ使いました(笑)
ホントに、作るのが難しいらしいです…まぁ、7種類のお酒が混ざらないように注がれるわけですから…ねぇ(^^;)
(だからといって、ほとんどの人が出来ない、と言うほど難しいものなのかは私は知りません(爆))
まぁまぁなにはともあれ、2人は無事に両思いになりましたよ~v
私としては、むしろ平次の部屋に呼ばれて、新ちゃんが告白されてあれやこれやされて欲しいしそれを書きたかったんですが(おいおい)
それだと…きっと裏物になっちゃうからね(爆)
裏は……書く自信ないんで(・・;)
でも……ホントに何かあったらいいのになw(爆)
まぁまぁ、新ちゃんお誕生日おめでとう!!
まぁ、漫画の中では永久に高2ですがね(笑)
てか……思えば私より年下じゃん!!!
うわ~~~~~ショック><(はいはい)
バーテンの話書きたくなったので、新ちゃんの誕生日お祝い小説はこれにしますかねw
書きますよ~!!!
では、どうぞ~w(現代だけどパラレル、って事でよろしく(^^;))
(あぁ、レポートやらなあかんに・・・)
「プースカフェ」
カランカランカラン……
「いらっしゃいませ」
1人の男が扉に付けられたベルを鳴らして店内へと足を進めた。
この店で1番の腕を持つと言われる服部平次は、今入ってきた客の方をみた。
と、その瞬間、胸が突然高鳴った。
『な、なんて綺麗な奴なんや?!』
すらっとしていて足も長い。
線が細く、どこか中性的な感じではあるが、そこがまた綺麗である。
整った顔つきに、青い瞳
男である事はわかっているのに、どうにも、情欲を掻き立てられる…
その客は店内を一望すると、平次の前に空きをみつけ、そこへ座った。
平次は心から舞い上がりたい心境になった。
しかし、何とかその気持ちを抑えて、平次はメニュを目の前の客に渡そうとした。
しかし…
「オススメの奴を1杯頼む。」
そういうだけでメニュをとろうとしなかった。
それどころか、自分と目をあわせさえしなかった。
残念な気持ちでいっぱいなのだが、それを表情に出すわけにはいかず、平次は大人しくメニュを下げた。
そして、少し思案すると後ろに並べられているお酒を取りカクテルを造り始める。
混ぜた後、容器に入れ振る。
平次はちらりと目の前の客の方を見たが、彼はこちらに全く興味を示していなかった。
普通、そこまで興味は無くてもこの音によってバーテンを見る客は多い。
しかし、目の前の男は本当に全く興味を示していないようであった。
それにさえ、少し寂しさを感じながらも、平次は振るのを止め、すぐに客の前に置いたグラスに中身を注いだ。
「モティーニになります。」
ようやく、その男はこちらを向いた。
しかし、視界にはグラスしか入っていません、といった雰囲気である。
おもむろにグラスに手を伸ばし、口もとへもっていく。
その口もとにまた目を奪われる。
女性のようにふっくらしているわけではないのだが、どうにも、口付けをしたくなるのだ。
そして、お酒を飲むたびに顔を少し上に向けているため、平時の方に首筋が露わになる。
そこも、白くて綺麗で………
今すぐにでも口付けしたくなる
「…あのぉ……」
普通、バーテンは必要以上の客との会話はしないように言われているのだが、今の平次にはそんな事はどうでも良くなっていた。
お酒を飲むのをやめ、初めて目の前の客は平次と目を合わせた。
目の前にしてみると、その青い瞳はとても綺麗で…
その瞳にさらに自分の心が打ちぬかれた気分になる。
平次は、なんとかして次の言葉を発した。
「えとぉ…今日はなんでここにいらはったんです?」
相手は、何故そんな質問を?と思っているような顔をしていた。
そして、その瞳はまた自分から逸らされてしまった。
再びカクテルの入ったグラスを持つと、彼は無言のまま飲み始めた。
平次が今質問したのは間違っていたと後悔していた時…
「……今日は、俺の誕生日だから…たまには、良い酒飲みたくて…」
それだけ言うと、彼は再びグラスを傾け、次に口を離したときはグラスの中は空になっていた。
平次は何も言えないでいた。
一目惚れした、と言えるであろう彼が、今日誕生日だとは思いもしなかった…
しかも、こんな所で飲んでいると言う事は、彼はきっと今1人身なのであろう
彼ともっと過ごしていたい……!
ひとまずは自分の作れる最高のカクテルをもっと、と思っていたのだが…
「……すみません、お勘定お願いします。」
そう言われてしまった。
もう終わり……
平次は焦った。
なんとしても、ここに留まらせたい…!
しかし、時計を見れば自分のシフトの終わりもすぐ目の前であった…
どうする……?
と、平次は名案を思いつく。
賭けでもあるが、それに対する相手の出方によっては、2人の関係が一気に縮む。
どうせ、彼はここへ足繁く通うわけではなさそうだ。
それなら、一気に縮めるか、一生縮まなくなるか…
そんな賭けをしても良い気がする
「ちょっ、ちょう待ってや!」
「……なんですか?」
「もうちょい待って下さいっ!オススメのお酒お出ししますから!」
そういうと、平次は相手が断りを入れようとするのも待たずに準備を始めた。
7本のお酒を棚から取り出し、並べる。
シェリー・グラスを相手の前に置き、7種類のお酒を1つずつ、静かにグラスに注ぎこむ。
次々とお酒が注ぎ込まれる。
まるで、グラスの中に虹を作り出すかのように…
目の前の客を初め、他の客やバーテンまで、みなこちらを向いていた。
全てを注ぎ終えた時、周りからは拍手が沸き起こった。
それもそのはず…
7つものお酒を混ざり合わないように重ねて入れていくにはかなりの技量が必要となり、それが出来る人はそういないものなのだ。
この店では、これが出来るのは、多分平次位のものであろう…
平次は、見事にグラスの中に虹を作り上げた。
そして、きょとんとしている相手にこう告げた。
「これは、俺からの誕生日プレゼントや。受け取ってや。」
「えっ、でも……」
「こんなん作れる奴、そうおらんのやで?もらってくれ。
んでな……もしよかったら…、これから、俺ん家こないか?」
「……え?」
「せっかくの誕生日や。誰かと過ごした方が楽しいやろ?
だから、この酒をその『返事』にしてくれ。」
「え?」
相手がまっすぐ自分を見つめている。
緊張していっぱいいっぱいだが、何とか言葉を紡ぐ。
「俺、もうシフト終わりなんや。
せやから…俺の家に来てくれるなら、その酒飲んで俺を待っとってくれ。
嫌なら…酒飲んで帰るなり、飲まずに帰るなり、好きにしたってくれ。
俺の家に来てくれるなら……俺が、最高の夜にしたる。
……、ほな…」
それだけ一方的に言って、平次は同僚に挨拶してスタッフルームへと姿を消した。
少しも、自信なんてなかった…賭けだった……
でも、それでも、何故だか彼は待っていて、自分の家に来てくれる気がした
平次はいつもに増して素早く着替えた。
『返事』を早く知りたくて………
お酒を置かれ、彼は呆然としていた。
というか、こんなにうれしい事があって良いのか、と驚いていた。
彼、服部平次の事は前から聞いていた。
この業界では有名のバーテンダー
平次の作るカクテルは、誰もが美味しいと認めている。
そして、知り合いに彼の写真を見せてもらった時に……
多分、あれは一目惚れだったのであろう…
胸がときめいた。
『彼に会って、彼と一緒にいたい』
そう思った。
そして今日、誕生日だと言う事にかこつけて平次の働いている店に来たのだ。
かなりの勇気が必要だった。
そもそも、こういうところへ1人で来る事はないし、それに…
相手は、男なのだ。
自分が言い寄ったとして、それを嬉しいととってくれる人は本当に少ないであろう…
だから、店に入ったとしても、
平次のいる前の椅子が空いていなかったら帰ろう
そう思っていた。
しかし、上手い具合に彼の前が空いていて…
座ったはいいものの、カクテルはよくわからないしなにより……
恥ずかしくて顔が見れなかった…
ひとまずお酒には弱くないので、オススメを頼んで極力彼の方を向かないようにしていた。
しかし、彼からの視線を感じ、何度体がびくっと飛び上がりそうになるのを堪えたであろうか…
そして今、彼が自分のために特別なカクテルを作り、更には家にまで招いてくれたのだ。
最低でも、嫌われてはいないのだ。
嬉しかった……
じっくりと目に焼き付けて、少しずつ飲み始めた。
飲むたびに味が変わる気がして、とても楽しい。
それに……今まで飲んだお酒の中で1番美味しく感じる。
それはきっと……彼の気持ちが入っているからであろう……
ゆっくりと、ゆっくりと味わって飲んだ
平次が帰ってくるのを待つために……
再びスタッフルームの扉を開け店に入った時、彼がいてくれた事に平次は飛び上がりそうなほど嬉しかった。
返事はOKなのだ。
まだ、彼と一緒にいられるのだ……!
走り出したい気持ちを抑えて、極力早歩きで彼の元へ歩いていく。
彼は、足音に気付いてこちらをむいた。
再び、視線が交わる。
「……来て、くれるんやな…?」
平次は、搾り出すように言った。
ふっと新一から視線がそらされ、実はお酒を飲んでいただけか?!とがっかりしかけた平次の視界に、彼が首を縦に振るのが見えてとても安心した。
平次は彼が最後の一口を飲み干すのを見ると、彼の手をとった。
「ほな、行こか?」
「……あぁ…」
彼は立ち上がった。
2人で入口へと歩いて行く。
扉に手をかけたとき、平次はお客に呼び止められた。
「服部さんっ。今度、私にもさっきのカクテル、作ってください!」
「あっ、私も!」
「私もお願いします~!」
「……まぁ、考えておきますね」
にこりと営業スマイルで返すと、平次は扉を開け彼の手を取ったまま店から出て行った……
数日後
「服部さ~ん!この前作ってた虹色のカクテル、作ってくれませんか?」
「あっ、すみません。あのカクテル、造れないんですわぁ」
と、すまなさそうな顔をして客にそう返した。
「え~どうしてですかぁ?」
「いやぁ、ある人に『あのカクテルは自分だけの為に作ってくれ』なんて頼まれたんですわ~」
「えぇ?!その相手って誰なんですか?」
「それは、内緒です。あっ、ほな、俺はそろそろ終了時刻なんで失礼します。」
「そんなぁ~」
女性に済まなさそうに会釈し、平次はスタッフルームへと姿を消した。
今日も、できるだけ素早く着替えを済ますと足早に店を後にした。
部屋で待つ、この世で唯一平次の作る『プースカフェ』を飲むことの出来る人物
最愛の恋人である、工藤新一の待つ部屋へ帰るために……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
…いかがだったでしょうか…?
ぶっちゃけ…長すぎた(爆)
書いてるうちに色々な説明が必要になっちゃって…
やっぱり、プロットってのは大切なんですかね(・・;)
…気をつけます><
さてさて、これは新一が誕生日なんでお祝いをこめた感じで書きましたw
まぁ、パラレルなんで2人の初対面ですがね~しかも、2人とも探偵じゃないし?
最初、どっちをバーテンにするか悩んで、というか、新ちゃんにバーテンやってほしかったんですが…いくらなんでもカクテル作ってる奴がもらってもねぇ…って事で平次がバーテンになりました(笑)
そうそう、この「プースカフェ」てのは実在するカクテルです
ネットで色々調べて…
カクテル占い、と言うサイトで5/4の血液型不明で調べた所このお酒が出てきて、綺麗だし良いじゃん!ってことでこれ使いました(笑)
ホントに、作るのが難しいらしいです…まぁ、7種類のお酒が混ざらないように注がれるわけですから…ねぇ(^^;)
(だからといって、ほとんどの人が出来ない、と言うほど難しいものなのかは私は知りません(爆))
まぁまぁなにはともあれ、2人は無事に両思いになりましたよ~v
私としては、むしろ平次の部屋に呼ばれて、新ちゃんが告白されてあれやこれやされて欲しいしそれを書きたかったんですが(おいおい)
それだと…きっと裏物になっちゃうからね(爆)
裏は……書く自信ないんで(・・;)
でも……ホントに何かあったらいいのになw(爆)
まぁまぁ、新ちゃんお誕生日おめでとう!!
まぁ、漫画の中では永久に高2ですがね(笑)
てか……思えば私より年下じゃん!!!
うわ~~~~~ショック><(はいはい)
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